
Calendlyとは?特徴や料金プラン、使い方を紹介
近年ではオンラインでの商談や面接が増えています。オンラインミーティングは時間や場所に縛られない点が便利ですが、日程調整の面倒さに悩む企業も少なくありません。
そこで今回は、日程の調整や管理に役立つツールとして、世界中の企業に活用されているCalendly(カレンドリー)を紹介します。
Calendly(カレンドリー)の特徴や料金プラン、実際の日程調整方法、日本語で使用する方法などについて解説します。現在導入を検討中の方も、すでに活用している方も、ぜひ参考にしてください。
- Calendlyの特徴
- Calendlyの料金プラン
- Calendlyの使い方
Calendly(カレンドリー)とは

画像出典:Calendly
Calendly(カレンドリー)は、アメリカ発の日程調整ツールです。 Calendlyを活用すれば、相手が空いている時間を選ぶだけで予定を確定でき、調整相手とメールや電話で何度もやり取りする必要がなくなります 。
世界で10万社以上の企業の導入実績があり、社内の打ち合わせや商談、採用面接などのシーンに便利なツールです。シンプルで直感的に使えるツールとして注目されていますが、日本語に対応していない点には注意しましょう。
日本語対応の日程調整ツールならVIVIT LINK(ビビットリンク)がおすすめです。URLを送るだけで日程調整が可能で、GoogleカレンダーやOutlookと連携すれば日程調整の手間をほぼゼロにできます。
日本語対応の日程調整ツール – VIVIT LINK(ビビットリンク)
Calendlyの特徴
Calendlyには、日程調整を効率化するための機能がいくつも搭載されています。主な特徴は以下のとおりです。
- 複数パターンの日程調整の効率化が図れる
- 豊富なツールとの連携が可能
- Webサイトに予約カレンダーを埋め込める
それぞれ見ていきましょう。
複数パターンの日程調整の効率化が図れる
Calendlyでは、以下の日程調整に対応しています。
| One-on-One |
|
| Group |
|
| Collective |
|
| Round Robin |
|
1対1の日程調整だけでなく、セミナーやチームでの打ち合わせの日程調整もスムーズに行えます 。ただし、無料プランでは1対1の日程調整のみ可能となる点に注意が必要です。
豊富なツールとの連携が可能
Calendlyは、100以上の外部ツールと連携が可能です。代表的なものは以下のとおりです。
- Googleカレンダー
- Google Meet
- Microsoft Outlook
- Microsoft Teams
- Zoom
- Salesforce
- HubSpot
- slack
- Stripe
GoogleカレンダーやMicrosoft Outlookなどのカレンダーツールと連携すると、候補日時を自動抽出できるようになります。
Zoomといったオンライン会議ツールと連携すれば、日程が確定すると自動でオンライン会議のURLを作成してくれます。
オンライン決済ツールであるPayPalやStripeと連携することで、予約受付ページに事前決済の項目を作成でき、スムーズな予約・決済ができるでしょう。
このように、 さまざまなツールとの組み合わせによって、日程調整業務がさらに効率化できます 。
Webサイトに予約カレンダーを埋め込める
CalendlyをWebサイトに埋め込めば、自社サイトに訪問した顧客がスムーズに予約を取ることが可能 です。自社サイトから離れることなくシームレスに予約が完結するため、ユーザー体験やCV(コンバージョン)の向上を効果的に図れます。
1行のコードを貼り付けるだけで埋め込めるため、プログラミングの知識のない担当者でも簡単に設置できる点も魅力です。
Calendlyの料金プラン
Calendlyには無料プランと3つの有料プランが用意されています。
各プランの料金と特徴を下表にまとめました。
| 料金プラン | Freeプラン | Standardプラン | Teamsプラン | Enterpriseプラン |
| 料金 | 無料 | 10ドル/月 | 16ドル/月 | 15,000ドル~/年 |
| 1対1の日程調整 | 1件 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 複数人の日程調整 | – | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| カレンダー連携数 | 1件 | 6件 | 6件 | 6件 |
| メールサポート | ○ | ○ | ○ | ○ |
| チャットサポート | × | ○ | ○ | ○ |
| 電話サポート | × | × | × | ○ |
ここでは、各プランごとにその内容を詳しく解説します。
Freeプラン
Freeプランは、基本機能を無料で使えるプラン です。連携できるカレンダーは1つで、1対1の日程調整ページを作成できます。初めてのユーザーや、まずは使用感を確認したいユーザー、利用頻度の少ないユーザーなどにおすすめです。
Standardプラン
Standardプラン(月額10ドル)は、個人事業主や小規模チームに必要な機能が揃った、コストパフォーマンスの高い有料プラン です。Freeプランで利用できる基本機能に加えて、複数人の日程調整を行えます。連携できるカレンダー数も1件から6件に拡大し、HubSpotやStripeといった連携も可能です。さらに、メールとチャットによるサポートを受けられるため、安心して利用できます。
Teamsプラン
Teamsプラン(月額16ドル)は、複数メンバーでの運用や管理に対応したチーム向けプラン です。顧客管理ツールのSalesforceと連携して、予約ページから取得した顧客情報を自動登録したり、会議や商談の担当者を均等に自動分配したりできます。複数人での日程調整や情報共有が必要な組織におすすめです。
Enterpriseプラン
Enterpriseプラン(年間15,000ドル~)は、包括的な管理・高度なセキュリティ・サポート体制を備えた、大企業向けの最上位プラン です。
他のプランと比較して、安全性とサポート体制に優れています。電話でサポートチームに問い合わせでき、手厚いサポートを受けられる点も特徴です。大規模な組織や高度なセキュリティが求められる場合に最適でしょう。
Calendlyを日本語に翻訳する方法
先述のとおり、Calendlyは日本語に対応していません。たとえばログイン後のホーム画面を見ると、翻訳前の状態はメニューバーもすべて英語表記となっています。
ただし、 ブラウザの翻訳機能を利用することで操作画面の翻訳が可能 です。ここでは、画像を交えて、Calendlyを日本語に翻訳する方法を紹介します。

この画面で、ブラウザの翻訳機能を使い「日本語」に設定すれば、日本語への翻訳が可能です。

また、実際のイベント作成の際には「Event type」を日本語で入力することもできます。

ただし、予約完了メールやカレンダー通知は英語のまま送信されるほか、サポート対応も英語でのやり取りとなるため、利用者の操作性を低下させるケースも考えられるでしょう。
日程調整の相手が日本人中心であるならば、負担軽減、操作性向上のためにも日本語に対応したツールを選択するのがおすすめです。
日本語対応の日程調整ツール – VIVIT LINK(ビビットリンク)
Calendlyの使い方
実際にCalendlyを使って日程調整する手順は以下のとおりです。
- Calendlyのアカウントを登録する
- ホーム画面の「+Create」をクリックする
- 「One-on-One」を選択してイベントの詳細を設定する
- URLをコピーして調整相手に共有する
各ステップについて、画像を交えながら見ていきましょう。
1.Calendlyのアカウントを登録する

まず、公式サイト(https://calendly.com/)の「Get started」をクリックします。
メールアドレスを入力する、またはGoogleアカウント・Microsoftアカウントのいずれかと連携してログインをしましょう。
2.ホーム画面の「+Create」をクリックする
ログイン出来たら、実際に日程を追加していきます。
ここでは、1対1の日程調整を行うケースを見ていきましょう。

ホーム画面の「+Create」をクリックし「Event type」を開きます。
3.「One-on-One」を選択してイベントの詳細を設定する
次に、「One-on-One」を選択してください。

画面右側に開いたパネルから、以下の項目の入力をしましょう。

| Event type | イベント名を入力 |
| Duration | イベントにかかる時間(~分、~時間) |
| Location | イベントを行う場所や使用するツール(Zoomなど)を選択 |
| Availability | 調整可能な時間帯の指定方法を選択する |
なお、下部の「More options」をクリックすれば日程調整の相手に送るメッセージや、予約したイベントの前後へのバッファ時間の追加など、より詳細な設定が可能です。

4.URLをコピーして調整相手に共有する
入力完了後、メニューバーから「schedule」を選択します。

該当のイベントの「copy link」からURLをコピーして、調整相手に共有しましょう。
CalendlyとVIVIT LINKの比較
Calendlyは世界中で利用される日程調整ツールです。しかし、日本語に対応していないため、国内のビジネスでは不便に感じやすいでしょう。 日本語対応の日程調整ツールでは、VIVIT LINKがおすすめ です。
下表は、CalendlyとVIVIT LINKの比較をまとめたものです。
| サービス名 | Calendly | VIVIT LINK |
| 特徴 | StripeとPayPalとの連携で予約時の支払いを可能にする | 商談や面接の日程調整だけでなく、新規顧客へのアプローチを自動化できる |
| 料金 |
|
要問い合わせ (料金プランページへ) |
| 機能 |
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|
| 連携できるサービス |
|
|
| 日程調整の種類 | 予約受付型・投票型 | 予約受付型・投票型 |
| サポート | メールやチャット、電話でのサポートを受けられる | 操作レクチャーや不明点に関する相談がいつでも可能 |
Calendlyは、世界中で利用されるシンプルな日程調整ツールです。StripeやPayPalと連携することで、予約ページに事前決済の項目を設置できます。ただし、日本語対応していない点には注意してください。
一方、VIVIT LINKは日本語対応の日程調整ツールです。日程調整の基本的な機能に加えて、TETORIとの連携やフォーム連携機能など、Web接客・マーケ施策と組み合わせて見込み顧客へアプローチできます。日本語対応かつサポート体制も手厚いので、安心して導入・運用できるでしょう。
日本語対応の日程調整ツール – VIVIT LINK(ビビットリンク)
Calendlyの導入がおすすめな企業
Calendlyは、以下のような企業におすすめです。
- 海外拠点やグローバルな取引先がある企業
- 幅広い業務シーンでの日程調整をしたい企業
- 外部ツールを多数利用している企業
- 複数のプランから自社に合ったものを選択したい企業
Calendlyは、世界中で使用されているため、海外にある拠点や取引先の担当者も使い慣れているケースがあります 。ただし、日本語に対応していないため、操作やサポートに不安を感じる可能性があるでしょう。
日本語で手厚いサポートを受けたいなら、VIVIT LINKが向いています。Web接客ツール「TETORI」との連携や、予約フォームの柔軟なカスタマイズが可能です。単なるスケジュール調整にとどまらず、見込み顧客へのアプローチや商談化を促進したい企業にもおすすめです。
まとめ
Calendlyは、世界中で使用されている日程調整ツールです。シンプルな点や予約ページに事前決済の項目を設定できる点などが魅力です。さまざまな日程調整方法に対応しており、幅広いシーンで活躍します。
ただし、日本語に対応していないため、日本でのやり取りがメインとなる国内企業では、不便に感じることがあるでしょう。そこでおすすめなのが、VIVIT LINK(ビビットリンク)です。

日程調整に必要な機能が充実しているだけでなく、新規顧客へのアプローチまでも自動化 できます。日本語に対応していてサポートも手厚いのが魅力です。安心して日程調整を行いたい事業者の方は、VIVIT LINK(ビビットリンク)の利用も検討してみましょう。
チームで活用する日程調整ツール – VIVIT LINK(ビビットリンク)
