イメージ_Zoomウェビナーの練習セッション(実践セッション)で配信前にリハーサルをしよう!

Zoomウェビナーの練習セッション(実践セッション)で配信前にリハーサルをしよう!

Zoomウェビナーを成功させるためには、事前の準備が不可欠です。

 Zoomウェビナーの練習セッションを利用すれば、発表者やパネリストと一緒に、実際の画面を用いてリハーサルを実施できます。 事前に環境設定や操作方法の確認をしておけば、本番はウェビナーの内容に集中できるでしょう。

今回は、練習セッションの開始手順について説明します。

Zoomウェビナーの練習セッション(実践セッション)とは?

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Zoomウェビナーの「練習セッション(実践セッション)」とは、 本番の前にリハーサルを実施できる機能 です。練習セッションにはホストのほか、代替ホストやパネリストが参加でき、実際の画面を使って操作方法を確認できます。

  • ウェビナー中に用いる機能(画面共有、チャット、投票など)の使い方の確認
  • 各種設定の確認や変更
  • 音声や映像の調整

上記のような確認・調整に便利な機能です。

練習セッションでは、 ホストが許可するまで参加者は入室できない ので、安心して準備を進めることができます。リハーサルを済ませた後は、再度立ち上げる手間なく、本番に切り替えることも可能です。

Zoomウェビナーの練習セッションを使ったテスト方法

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実際に練習セッションを利用してテストする際は、まず機能の有効化が必要です。その後練習セッションを開始して、準備が整った段階で、本番のウェビナーを開始します。

それぞれの手順を詳しく解説します。

練習セッションを利用するための前提条件

 練習セッションは、無料ライセンスでは利用できません。 以下の条件を満たしているか確認しましょう。

  • 有料ライセンス(Professional・Business・Enterprise)のアカウントを持っていること
  • Zoomウェビナーアドオンを契約していること
  • (PCの場合)Zoom デスクトップ クライアントのバージョンが更新されていること
    Windows、macOS、Linux:5.2.1 以降
  • (モバイルの場合)Zoom モバイルアプリのバージョンが更新されていること
    Android、iOS:5.2.1 以降

練習セッションを有効化する手順

練習セッションを有効化する手順は下記の通りです。

  1. Zoomポータル画面にサインイン
  2. 「ウェビナー」をクリック
  3. 新規ウェビナーを設定する、もしくはすでに設定されているウェビナーのタイトルをクリック
  4. 「このウェビナーを編集」をクリック
  5. 「ウェビナーオプション」にある「練習セッションを有効にする」にチェック

練習セッションを開始する

練習セッションを開始する手順は下記の通りです。

デスクトップクライアントの場合
  1. Zoomデスクトップクライアントにサインイン
  2. 「ホーム」または「ミーティング」タブを開き、開始日時前のウェビナーを開始

練習セッションに参加しているユーザーの画面上部には、練習セッション中と分かるようにメッセージが表示されます。

ウェブポータルの場合
  1. Zoomウェブポータルにサインイン
  2. 「ウェビナー」をクリック
  3. 練習セッションを開始したいウェビナーを選択
  4. 「練習セッションの開始」をクリック

なお、 練習セッションが立ち上げられるのは、1つのウェビナーにつき1つのみ となっています。また練習セッションに参加できるのは、ホスト、代替ホスト、パネリストのみです。

練習セッションからウェビナーを開始する

練習セッションでリハーサルを終えた後、そのまま本番のウェビナーを開始する手順は下記の通りです。

  1. 練習セッションを開始
  2. 画面上部のバナーに表示されている「ウェビナーの開始」を選択
  3. 「開始」をクリック

 本番のウェビナーが始まると、出席者を参加させることができます。 ホストなどのパネリストには、本番のウェビナーが開始された状態であることを知らせるメッセージが表示されます。

Zoomウェビナーの練習セッションに関するよくある質問

イメージ_Zoomウェビナーの練習セッションに関するよくある質問
 Zoomウェビナーの練習セッションに関して、よくある質問とその回答をまとめました。 多くの利用者が感じる疑問なので、チェックしておくことをおすすめします。

練習セッションと実践セッションの違い

 「練習セッション」と「実践セッション」に違いはなく、同じものです。 公式では「練習セッション」ですが、一般的に「実践セッション」とも言われます。

練習セッションは何回までできる?

 回数に制限はありません。 納得いくまで練習やリハーサルを実施できます。

本番後に練習セッションに戻せる?

 一度ブロードキャストをクリックすると、本番のウェビナーが始まり、戻すことはできません。 緑色のバナーになり、リハーサルの状態には戻せないので注意しましょう。

練習セッションにユーザーを招待する方法は?

 練習セッションに参加してもらうメンバーは、あらかじめ「パネリスト」としてホストが招待をしておきましょう。 

招待の手順は以下の通りです。

  1. Zoomウェビナー設定の画面下部にある項目から、招待状タブの「パネリストを招待」で「編集」をクリック
  2. 名前とメールアドレスを入力・保存

上記の操作により、入力したメールアドレスに参加用URLが送信されます。

Zoomウェビナーの練習セッションまとめ

今回はZoomウェビナーの練習セッションについて、その手順を解説しました。

ウェビナーを成功させるには、事前の準備が大切です。練習セッションを利用したリハーサルを行い、発表者やパネリストの映り具合、音声の聞こえ方をチェックしましょう。

 チャットなどの操作方法も、実際の画面を使って確認しておくと、本番で落ち着いて操作できます。 ウェビナーをより良いものにするために、練習セッションの積極的な活用がおすすめです。

記事監修者

記事監修

津曲雄也マーケター・ウェブ解析士

マーケティング支援ツールのコンサルティングセールスとして導入支援をおこなう傍ら、自身もオンライン商談を月に50回以上実施。その知見を活かし自身が出演するYouTubeチャンネルでも動画を数多く公開。