日程調整ツール「eeasy(イージー)」とは?機能や料金プランを紹介

日程調整ツール「eeasy(イージー)」とは?機能や料金プランを紹介

eeasyは、5万社以上の導入実績がある日程調整ツールです。面談や商談などの日程調整を効率化する目的で、導入を検討している方も多いでしょう。

そこで今回は、eeasyの特徴や料金プランなどについて解説します。他のツールとの比較や、具体的な使い方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
・eeasyならではの特徴
・eeasyの料金プラン
・eeasyをおすすめできる企業

eeasyの特徴

eeasy

画像出典:eeasy

eeasyの主な特徴として、以下の5つのポイントを紹介します。

特徴
  • URLを発行するだけで簡単に日程調整できる
  • 予定の優先度を考慮して日程調整ができる
  • 特許を取得した独自の高機能が搭載されている
  • 連携性に優れている

それぞれ見ていきましょう。

URLを発行するだけで簡単に日程調整できる

eeasyでは、URLを発行して相手に共有するだけで簡単に日程調整ができます。

 1対1だけではなく、複数人・複数社にまたがる日程調整まで、幅広く対応可能 です。例えば、3社以上が関わる商談や打ち合わせであっても、各社のスケジュールを踏まえて候補日程を提示できます。このように、調整にかかる手間を大幅に削減できるのが魅力といえるでしょう。

個人間の打ち合わせから、大規模な社外調整まで活用できることが評価され、ビジネスシーンでの導入が広がっています。

予定の優先度を考慮して日程調整ができる

eeasyでは、予定の優先度を考慮した日程調整が可能です。

従来の日程調整ツールでは、予定の入っていない時間を空き日程として認識し、その範囲内で自動的に日程を調整していました。しかしこの仕組みでは、すでにある予定よりも優先度の高い予定が後から入った場合に、日程を調整することができません。

一方、 eeasyならすでに予定が埋まっている時間であっても、優先度に応じて日程を調整できます 。例えば、優先順を「商談>大人数の社内会議>少人数の社内会議」と設定しておけば、社内会議がある時間であっても商談の予定を入れるような調整が可能です。

特許を取得した独自の機能が搭載されている

eeasyには、特許を取得したさまざまな独自機能が搭載されています。そのなかでも代表的なものを4つ紹介します。

独自機能
  • 日程と同時に開催場所を調整できる
  • 商談数・面接数が均等になるように自動振り分けできる
  • 日程調整する予定の上限数を制御できる
  • キーワード指定で予定を空き時間として扱える

日程と同時に開催場所を調整できる

eeasyでは、会議や面接の日程を決める際に、開催場所やWeb会議の方法も同時に調整できます。

一般的な日程調整ツールでは、開催場所を相手に提示できない、もしくは一方的に通知するだけですが、 eeasyでは調整相手が日程調整用のURLにアクセスすると、候補日程と開催場所を確認することが可能 です。

また、相手側から開催場所を変更することもできるため、メールや電話でやり取りする回数を大幅に削減できます。

商談数・面接数が均等になるように自動振り分けできる

一般的な日程調整ツールは、日程調整の際、スケジュールが空いている担当者のうち一人に、その予定を自動的に振り分けます。しかしこの方式では、担当者ごとの商談数や面接数に偏りが生じてしまうことが少なくありません。

一方、 eeasyでは、商談や面接などの日程調整の際、自社の各担当者の受け持つ面談数や面接数が均等になるよう、自動振り分けできます 

日程調整する予定の上限数を制御できる

空き時間があるからといって、商談や面接を無制限に入れると、手が回らなくなる可能性があります。 eeasyでは、「1日3アポまで」「面接は週に4回まで」といったように設定しておくことで、日程調整する予定の上限数を自動で制御することが可能 です。

事前に上限数を決めて、無理のない範囲に予定を入れられるようにすれば、準備やアフターフォローに充てられる時間が増えます。これにより、商談や面接の質を高められるでしょう。

キーワード指定で予定を空き時間として扱える

 eeasyでは、キーワードや個別の予定を指定することで、予定を空き時間として扱うことができます 。例えば、「任意参加の社内会議」を空き時間として判定されるように設定すれば、すでに予定が入っている「任意参加の社内会議」を、日程調整の候補にすることが可能です。これにより、面接や商談の日程調整がより柔軟かつスムーズに進みます。

連携性に優れている

 eeasyは、さまざまなツールとの連携が可能 です。代表的なものとしては以下が挙げられます。
連携ツール
  • Google Workspace
  • Microsoft365
  • Skype
  • Zoom

また、GoogleカレンダーやOutlook予定表に登録した予定は、eeasyでの日程調整に反映させられます。さらに、Google Meet、Microsoft Teams、Skype、Zoomと連携すると、日程調整と同時に会議URLを自動発行し、調整相手に自動通知できます。

自社ですでに活用しているツールと連携することで、業務効率化が期待できるでしょう。

eeasyの料金プラン

eeasyの料金プランは、法人向けと個人向けで異なります。それぞれ見ていきましょう。

法人向けプラン

 eeasyの法人向けプランでは、月に6回以上の日程調整を行ったユーザーの人数×850円が、その月の基本料金として発生します 。月間の調整回数が6回未満のユーザーには、料金が発生しません。調整回数にカウントされるのは、以下の機能を利用したときです。

機能 カウント対象
調整をかける カスタム調整 対象
予約受付ページ(個人用) 対象
予約受付ページ(グループ用) 対象外
調整を受ける 対象

また、チーム内で共有できる予約受付ページ(グループ用)の利用には、オプションサービスの契約が必要です。料金は以下のとおりです。

プラン名 ライト ベーシック ビジネス
作成できる受付ページ 3個まで 10個まで 30個まで
オプション料/月(税別) 9,800円 22,800円 48,800円

※2025/8/6時点

なお、オプションサービスは、1ヶ月間無料で試用できます。実際に使ったうえで継続利用するかどうかを検討するといいでしょう。

個人向けプラン

 eeasyの個人向けプランでは、1ヵ月間であれば無料ですべての機能を試せるようになっています 。また、お試し期間終了後も基本機能は無料で利用できます。一部、有料機能がありますが、必要に応じて追加が可能です。

eeasyとVIVIT LINKを比較

eeasyと同じく、日程調整に活用できるツールとして、VIVIT LINKが挙げられます。下表は、eeasyとVIVIT LINKの主な違いをまとめたものです。

サービス名 eeasy VIVIT LINK
特徴 特許を取得した独自の機能により、商談や商談前の日程調整を柔軟かつスムーズに行える 商談や面接の日程調整だけでなく、Webサイトから自動で商談予約が取れる仕組みを作れる
料金
  • 個人利用:無料
  • 組織利用:無料もしくは850円(ユーザー/月)

※別途オプションサービスあり

要問い合わせ
(料金プランページへ)
機能
  • 会議場所の同期調整
  • 商談や商談相手の担当者の自動振り分け
  • カレンダー共有や日程調整などの外部サービス連携
  • ダブルブッキングの防止機能
  • リマインドメールや予定の自動登録
  • 予定の上限数の制御
  • Web会議URLの自動発行
  • ダブルブッキングの防止
  • リマインドメール送信
  • 参加者情報の自動取得
  • キャンセル待ち機能
  • リマインドメールの自動送信
  • 日程調整とカレンダーのシームレス連携
連携できるサービス
  • Googleカレンダー
  • Google Workspace
  • Outlook
  • Microsoft365
  • Googleカレンダー
  • Outlook
  • Microsoft Teams
  • TETORI
  • Slack
  • Chatwork
  • Salesforce
  • ZOHO CRM
日程調整の種類 予約受付型・投票型 予約受付型・投票型
サポート 専用窓口、問い合わせフォームでの対応 問い合わせフォーム対応、商談に関する相談可能
セキュリティ 国産プロダクトで安全な大手企業の導入実績あり。セキュリティ監査をクリアした運用。 「ISMSクラウドセキュリティ認証(ISO27017)」取得済み。高水準のデータセキュリティ。

※2025/8/6時点

日程調整の種類は、両者とも予約受付型を採用しています。予約受付型のメリットは、Webサイトから新規商談を自動的に獲得できる仕組みを作れる点です。

VIVIT LINKはサポート面が充実しており、操作レクチャーや不明点についての相談がいつでも可能です。また、 Web接客ツールのTETORIとの親和性が高い点もメリット といえるでしょう。

それぞれに良さがあるため、ツールを導入する目的に応じて、自社に合った方を導入してください。

eeasyの使い方

ここからは、eeasyの具体的な使い方を、以下の2つに分けて解説します。

使い方
  • アカウントを作成する
  • 日程調整を行う

それぞれ見ていきましょう。

アカウントを作成する

まずは、以下の手順に従ってアカウントを作成します。

  1. 「無料で試す」をクリックする
  2. 利用形態を選択する
  3. カレンダー連携を許可する
  4. 個人情報・シーン設定を登録する
  5. 登録完了

1.「無料で試す」をクリックする

「無料で試す」をクリックする

公式サイト(https://eeasy.jp/)にアクセスし、トップページの「無料で試す」ボタンをクリックしてください。

2.利用形態を選択する

利用形態を選択する

次に、利用形態を選択します。「個人で利用」または「会社で利用」のいずれかを選択してください。

個人利用の場合は、GoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントでログインします。法人利用の場合は、会社名や連絡先などの情報を入力します。

3.カレンダー連携を許可する

カレンダー連携を許可する

GoogleカレンダーやOutlookカレンダーとの連携を許可します。連携することで、空き時間の自動抽出や予定の自動登録が可能です。

4.個人情報・シーン設定を登録する

個人情報・シーン設定を登録する

氏名、会社名、部署名、電話番号などの基本情報を入力します。これらの情報は、日程調整時に相手に表示されることを覚えておきましょう。さらに、よく使う会議のパターンや移動時間の設定を登録しておくと使いやすくなります。

5.登録完了

登録完了

ここまでの初期設定が完了すると、アカウントの作成が完了します。登録が完了すると、すぐに日程調整が可能です。

日程調整を行う

ここからは、登録後、日程調整を行う流れは以下のとおりです。

  1. 管理画面で「カスタム調整」を選択する
  2. 調整条件を設定して候補日程を抽出する
  3. 候補日程を確定する
  4. 候補日程を確定する

1.管理画面で「カスタム調整」を選択する

まず、管理画面の「日程調整する」のタブから「カスタム調査」を選びます。

管理画面で「カスタム調整」を選択する

2.調整条件を設定して候補日程を抽出する

次に、候補日程を抽出するため、左側の「調整条件」を設定し「候補日程の抽出」を押してください。

調整条件を設定して候補日程を抽出する

3.候補日程を確定する

続いて、抽出された候補日程を確認して日程を確定しましょう。「候補日程を確定する」を押してください。

候補日程を確定する

4.URLを発行する

最後に、「予定の件名」や「開催方法」「調整相手へのコメント」などを入力してください。確認をして内容に誤りがなければ「全てを確定&URLを発行」を押し、URLを発行しましょう。

URLを発行する

発行した調整用URLをコピーし、調整相手に共有すれば、日程調整は完了です。

URL発行

eeasyの導入がおすすめな企業

eeasyの導入がおすすめな企業としては、主に以下が挙げられます。

おすすめ企業
  • 面接や商談といった幅広いビジネスシーンの日程調整をしたい企業
  • 多くの社員が対応する会議や商談の日程調整を効率化したい大企業
  • 1対複数社や優先度に応じた複雑な日程調整を効率化したい企業

一方で、新規顧客の獲得を効率的に進めたい企業は、別のツールも検討すると良いでしょう。例えば、 VIVIT LINKのように、予約受付システムをWebサイトに埋め込めるサービスであれば、顧客はWebサイトを通して商談の予約ができます 

eeasyはあくまで日程調整に特化したツールとして考え、新規顧客の獲得においては別のツールを使うのがおすすめです。

日程調整を効率化するならVIVIT LINKもおすすめ

eeasyは、5万社以上の導入実績があるツールです。特許を取得したさまざまな独自機能により、面接や商談の日程調整をスムーズに行えます。

ただし、新規顧客の獲得の効率アップをめざすなら他のツールを検討することをおすすめします。VIVIT LINKであれば、Webサイトと連携することで、商談の自動受付も可能です。詳しくは以下をご覧ください。

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記事監修者

記事監修

津曲雄也コンサルティングセールス・ウェブ解析士

マーケティング支援ツールのコンサルティングセールスとして導入支援をおこなう傍ら、自身もオンライン商談を月に50回以上実施。その知見を活かし自身が出演するYouTubeチャンネルでも動画を数多く公開。