イメージ_Zoomウェビナーの参加人数は何人まで?プラン別に解説

Zoomウェビナーの参加人数は何人まで?プラン別に解説

Zoomウェビナーに参加できる人数はライセンス・アドオンによって変わり、最大10,000人もの視聴者が参加するウェビナーを開催することも可能です。

この記事では、Zoomウェビナーの参加人数を、プラン別に解説します。適切な定員についての考え方もご紹介しているので、ウェビナー開催を検討している担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

Zoomウェビナーのおすすめの設定や使い方がわからなくて困っている方は、こちらの記事がおすすめです。
Zoomウェビナーの使い方!ウェビナーを開催するための設定・操作方法

【プラン別】Zoomウェビナーの参加人数

Zoomには、使用用途や参加人数の違いに応じてさまざまなライセンスが用意されています。また、 アドオンを契約すると、ウェビナーの参加者を大幅に増やすことが可能 です。

ここでは、Zoomミーティングのライセンスごとに参加できる人数や、ウェビナーアドオンで追加できる人数を解説します。

Zoomライセンスごとの参加人数

Zoomミーティングのライセンスごとのウェビナーへの参加可能人数の違いは、次の通りです。

ライセンス 参加可能人数
無料 BASIC 100人まで(ただし、40分の時間制限あり)
有料 PRO(プロ) 100人まで
BUSINESS(ビジネス) 300人まで
BUSINESS PLUS(ビジネスプラス) 300人まで
ENTERPRISE(エンタープライズ) 1,000人まで

無料版のBASICプランでも、100人までのWeb会議やウェビナーに対応可能ですが、40分の時間制限があります。ウェビナーは長時間に及ぶことも珍しくないため、ウェビナー開催を目的とするのであれば時間が足りないでしょう。

 PRO以上の有料プランであれば、時間制限はなくなります 。Zoomミーティングでは参加者との双方向のやりとりができるため、ウェビナーだけではなく、オンライン商談やプレゼンにも利用可能です。

有料アドオンを追加した場合の参加人数

Zoomミーティングのライセンスに有料のウェビナー機能を追加契約すると、ウェビナーに参加できる視聴者の数が増えます。ウェビナーアドオンで追加できる人数は、次の通りです。

  • 500人
  • 1,000人
  • 3,000人
  • 5,000人
  • 10,000人
  • 50,000人

 Zoomミーティングの有料プランでも参加人数を増やせますが、1,000人もの参加者と双方向のコミュニケーションをとらないといけない場面はほとんどありません 。挙手やアンケートといったウェビナーに特化した機能も使えないので、ウェビナーを開催する予定であればウェビナーアドオンを追加するのが良いでしょう。

アドオンは、アカウントの請求ページにアクセスするか、すでにZoomミーティングのライセンスがある場合は販売店に連絡すれば購入できます。

Zoomウェビナーアドオンの詳しい料金は、こちらの記事をご覧ください。
Zoomウェビナーの料金は?料金プランや購入方法について解説

Zoomウェビナーアドオンは、1ヶ月だけの契約が可能です。11ヶ月以上利用する予定があれば月額プランよりも年間プランの方がお得になりますが、とりあえずウェビナーの機能に触れてみたい場合は月額プランで気軽に試すことができます。

Zoomウェビナーの定員オーバー対策

イメージ_Zoomウェビナーの定員オーバー対策

定員オーバーすると、その後は ウェビナーのルームに入ることができなくなります 

Zoomミーティングの場合、「このミーティングの参加者は最大数の100人に達しました。後でもう一度やり直してください。」というメッセージが表示されます。Zoomウェビナーでも同様のメッセージが表示されると思われます。

定員に達してしまった場合、または定員オーバーがあらかじめ予想できる場合、どのように対処すれば良いでしょうか。ここでは、2つの対策方法をご紹介します。

定員対策1:参加できる人数を増やす

定員オーバーで参加者がルームに入れない場合、まず考えられるのが ホスト側で参加人数を増やす 方法です。

視聴者側で参加人数を変更することはできません。ホスト側でZoomミーティングの有料プランに契約したり、ウェビナーの追加アドオンの契約を検討したりする必要があります。

定員対策2:別のプラットフォームと連携してライブストリーミング配信をする

プラン変更以外の対策として、Zoom以外のプラットフォームと連携してライブストリーミング配信を行う方法があります。

Zoomウェビナーには、YouTubeやFacebookなどでライブストリーミングできる機能があります。Zoomを介さなくても、ウェビナーを 無料で不特定多数の視聴者に配信可能 です。

大幅に定員を超えることが予想される場合、Zoomとの同時配信を検討するのがおすすめです。また、質疑応答などコミュニケーションをとりたい一部の参加者をZoomで、その他の視聴者をYouTubeで限定公開するなど、視聴者の属性に応じて媒体を変更するのも良いでしょう。

Zoomウェビナーのアドオンはどれを選ぶべき?人数別に解説

イメージ_Zoomウェビナーのアドオンはどれを選ぶべき?人数別に解説

時間をかけて企画や集客を行ったウェビナーでも、定員割れのまま当日を迎えることがあります。中には、10,000人の定員に対して10人以下しか集まらないといったケースもあります。

魅力的なコンテンツを作ったり適切なタイミングや媒体で告知したりすることは集客において重要ですが、 どれくらいの参加者がウェビナーに参加するのか知っておく ことも大切です。よほど大々的に広告を出すなどしない限り、 ウェビナーの定員はアドオンの最少人数である500人で足りる場面がほとんど です。そのため、無理に人数の多いアドオンを契約する必要はありません。

次の表は、どのような企業や団体が各アドオンを契約しているかをまとめたものです。あくまで「このような事例がある」というだけで、実際には下記と異なるケースも多くあるため、参考程度にご覧ください。

定員数 企業・団体・用途
500人
各分野で知名度のある個人
中小規模の企業・団体
⇒トークライブ・講演会・セミナー
1,000人
医師会や弁護士会
⇒シンポジウム・研修会 など
3,000人
全国紙の新聞社
⇒企業向け勉強会
5,000人以上
東証プライム上場企業
国際企業の日本法人
⇒企業向け勉強会

Zoomウェビナーの人数まとめ

Zoomでウェビナーを開催する場合、追加アドオンを契約すれば最大10,000人もの大規模ウェビナーを開催できます。しかし、ウェビナーアドオンの最少人数である500人の定員があれば、ほとんどのウェビナーで対応可能です。

もし定員オーバーしたとしても、アドオンを変更したり、YouTubeなどでライブストリーミング配信を行ったりすれば、参加を希望する視聴者に対してウェビナーの内容を届けることができます。

この記事を参考にして、自社にあったライセンスやアドオンの契約を検討してみてください。

記事監修者

記事監修

津曲雄也マーケター・ウェブ解析士

マーケティング支援ツールのコンサルティングセールスとして導入支援をおこなう傍ら、自身もオンライン商談を月に50回以上実施。その知見を活かし自身が出演するYouTubeチャンネルでも動画を数多く公開。