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効果的なウェビナータイトルの作り方とコツを解説!

ウェビナーのタイトルは、顧客がウェビナーに興味を持つかどうかを決める重要なものです。

タイトルにウェビナーの内容をすべて記載することは難しいため、ウェビナーの特徴を的確に表現したタイトルでターゲットの心をつかむ必要があります。集客につながるタイトルを付けるには、どのようにタイトルを組み立てていくか、どんな情報を載せるべきかといった点を押さえなければなりません。

この記事では、ウェビナータイトルの基本的な作り方や取り入れたいコツについて解説します。

ウェビナータイトルの重要性

ウェビナータイトルの重要性

ウェビナーのタイトルは集客に影響を与え、成功を左右する重要な要素のひとつです。

多くの企業がウェビナーを開催しているため、その中から自社のセミナーに興味を持ってもらわなければなりません。その上で、顧客がはじめに目にするタイトル部分を魅力的なものにすることは非常に大切です。

 タイトルは、直感的に顧客の興味を引けるようなものを検討しましょう 。セミナーの特徴や参加するメリットをすぐにイメージできるようなタイトル付けをして、ウェビナーの詳細を調べるきっかけを作ることが大切です。

よく検討して、顧客が魅力を感じるタイトル作りを心がけましょう。

ウェビナーに効果的に集客するポイントについては、こちらの記事をご覧ください。

ウェビナータイトルのつくり方の基本

ウェビナータイトルは、次の3ステップに沿って作成しましょう。

  • タイトルを作る前にペルソナと提供価値を明確にする
  • メインタイトルとサブタイトルをつくる
  • 作ったタイトルをブラッシュアップする

それぞれ解説します。

タイトルを作る前にペルソナと提供価値を明確にする

いきなりウェビナーのタイトルを作り始めても、集客につながるタイトル付けをすることはできません。 事前にターゲットとなるペルソナを具体的に考えた上で、ウェビナーでターゲットに提供できるメリットを明確にしましょう 

ウェビナーで話す内容をすべて決めてから、最後にタイトルを付けるのもおすすめです。事前に顧客が抱える悩みを想定し、ウェビナーに参加することで解決できる課題をまとめます。それをタイトルに反映するという流れです。

メインタイトルとサブタイトルを作る

ウェビナーのタイトルは、メインタイトルとサブタイトルを組み合わせて作りましょう。

メインタイトルでは、ウェビナーの内容やターゲットを分かりやすく端的に提示します。 無理やりキャッチーにする必要はありません。伝わりやすい内容であることが重要 です。

サブタイトルでは、メインタイトルに盛り込めないウェビナーの詳細を補足します。事前にターゲットの悩みを深掘りし、ウェビナーに参加するメリットや解決できる課題を洗い出します。その中からターゲットがもっとも価値を感じると考えられる内容を選び、サブタイトルとして採用します。

メインタイトルとサブタイトルをセットにすることで、魅力的で内容もよくわかるタイトルを作ることができます。

作ったタイトルをブラッシュアップする

メインタイトルとサブタイトルを組み合わせてできあがったタイトルはそのまま採用せず、ブラッシュアップを重ねてより良い表現を目指しましょう。

 タイトルの目的は、顧客にウェビナーの内容を瞬時に伝えること です。長すぎるタイトルでは、内容をすぐに伝えられません。表現したい内容を維持できる範囲で、なるべく文字数を減らしましょう。

また、表現を言い換えることで、ウェビナーに興味を持つ層が変わります。アンケートの文章や営業担当者の意見を聞くことで、ターゲットとする層に刺さる表現ができないか検討しましょう。

ブラッシュアップしたタイトルは、公開する前に同僚や上司に見てもらうことをおすすめします。客観的な意見をもらうことで、自分一人では気づけなかったようなミスの発見につながり、内容がしっかり伝わるかどうかチェックもできます。

ウェビナータイトルづくりのコツ│盛り込むべき要素

ウェビナータイトルづくりのコツ

効果的なウェビナータイトルをつけるためには、押さえておきたいポイントがあります。ここでは8個のコツをご紹介しますので、活用できそうだと思ったものから試してみてください。

ターゲットを明記する

タイトルで興味を引くためには、タイトルを見た人が自分ごとだと感じられることが重要です。ウェビナーのターゲットをタイトルに明記することで、関心を持つきっかけを作ることができます。

ターゲットを明記するためには、事前にペルソナを詳細に設定することが必要です。性別や年齢、職業、年収、休日の過ごし方など、一歩踏み込んだところまで想定しましょう。

ターゲットが曖昧なままタイトルに盛り込むと、ミスマッチが起きるかもしれません。 想定したペルソナをもとに具体的な対象を示す ことで、集客したいターゲットに訴求できる可能性が高まります。

ターゲットの例
  • コンテンツマーケティングに悩む現場担当者向け
  • Web解析初心者向け

参加するメリットを盛り込む

ウェビナーで得られるノウハウや解決できる課題、参加した後のイメージといったメリットをタイトルに記載することで、セミナーへの参加意欲が高まります。

 メリットを盛り込むことで、タイトルが多少長くなってしまっても問題ありません 。タイトルが長くなりすぎた場合には、サブタイトルでメリットを強調するのが良いでしょう。

メリットの例
  • 受注数がアップする
  • Webアクセス数が増加する

数字を用いる

 数字があることで、内容が具体的になり、ターゲットの信頼感を得やすくなります 

先ほど解説したメリットを、数字を使った表現に変えてみましょう。「受注数がアップする」よりも「受注数が2.5倍にアップする」とした方が内容が明確になり、与える印象は強くなります。

ただし、あまりに現実離れした数字を用いたタイトルは信頼を失う可能性があるので注意が必要です。ウェビナーの視聴者が実現できそうな範囲の数値を示すことで、興味を持ってもらいやすくなります。

数字を用いた例
  • 年間300社以上が受講する
  • 4ヶ月でアクセス数が3倍になった

講師の肩書きやウェビナーの開催実績を書く

講師の肩書きを記載することは、ウェビナーのクオリティーを保証することにつながります。それにより、ターゲットに安心感を与えることができます。

 知名度の高くない企業が説得力を強めるには、ウェビナーの開催実績や受講者数を数字で示す方法がおすすめ です。講師の情報を具体的に分かりやすく伝えることで、顧客がセミナーの内容に関心を持ちやすくなります。

講師の肩書きやウェビナーの開催実績の例
  • 業界20年のプロが教える
  • 年10回開催!5,000人が受講した

緊急性を持たせる

すぐに申し込みをしなければならないと感じるような、緊急性を持たせたタイトル付けも効果的です。

申込期間や参加人数の上限を示し、ウェビナーへの参加を迷っているターゲットの決断を後押ししましょう。 緊急性の効果は高く、タイトルを見た顧客にセミナーが特別なものであるという印象を与え、参加を促す ことができます。

緊急性がある訴求例
  • 10名限定
  • 残り3日

トレンドを盛り込む

ビジネスパーソンは、常に業界内外のトレンドを探しています。 ウェビナーの内容が最新のトレンドを反映したものであれば、そのキーワードをタイトルに盛り込んでみましょう 。「初公開」の「初」や「最新」の「新」がついた単語やキーワードは新しい情報であることを示し、トレンドに敏感なターゲットの興味を引くことができます。

流行やトレンドの動きをつかむためには、Googleトレンドを使用するのがおすすめです。特定のキーワードについて、インターネット検索ボリュームの推移をグラフで表示できます。

トレンドを盛り込んだ訴求例
  • 新事実
  • 日本初

ひと目見て誰にでも伝わる言葉を使う

ウェビナーでは、セミナーのテーマや内容について知らない人をターゲットにすることが多くあります。

業界用語や理解が難しい言葉は内容が伝わりにくく、顧客の興味を引くことができません。ひと目で伝わる分かりやすい言葉を選ぶように心がけます。

ただし、 日本語での言い換えが難しいカタカナ語は、変換せずに使った方が分かりやすい場合もあります 。業界用語もそのまま採用してください。

そのまま使った方が分かりやすい表現の例
  • コンプライアンスに基づいた
  • エンゲージメントを向上させる

誇大表現や自社に合わない表現は控える

タイトルでターゲットの興味を引くことは重要ですが、 大げさでセミナーの内容から逸脱したタイトルは付けない ようにしましょう。タイトルで興味を持って、ウェビナーの詳細を知りたいと思ったターゲットの信頼を失ってしまいます。評判が悪くなる可能性もあるため、注意が必要です。

また、タイトルに使う言葉は慎重に選び、自社に合わない表現の使用は控えた方が良いでしょう。企業イメージから離れた言葉を用いると、一時的に集客の効果があったとしても、既存のファンは失望するかもしれません。ブランドのイメージを保てるような表現を検討することが重要です。

ウェビナーのタイトルが思いつかない場合の対処法

ウェビナーのタイトルがどうしても思いつかないときは、タイトル自動生成サービスを利用しましょう。自動生成されたタイトルをそのまま使うことは難しいですが、タイトルを考える際の参考になります。

メガトリ キャプチャー

引用:バカ売れキャッチコピーを作成!プロ直伝のタイトルメーカー「メガトリ」

https://rakuzanet.jp/megatori/

「メガトリ」は、 指定したキーワードから複数のタイトル候補を自動生成するサービス です。例えば、「ウェビナー」という単語を指定すると、次のようなタイトルが10個生成されます。

  • ウェビナーなら必ず知っておきたいWEBツール35選
  • ウェビナーの見栄えが劇的に良くなる、無料で使える素材集まとめ98個
  • はてブで人気を集めたウェビナー!神ウェビナー集

テクニックに走ったタイトルも多いですが、興味を引くことができそうな表現もあります。表現に行き詰まったときに参考にしたいサービスです。

良いタイトルがウェビナー成功の鍵!

ウェビナーのタイトルは顧客の目に最初に触れる部分です。タイトルで興味を引くことができるかどうかが、ウェビナー集客の鍵になります。

まずは基本的な流れに沿ってタイトルを作ります。その後、今回ご紹介したコツを参考にして最後までタイトルをブラッシュアップしてみてください。

多くのウェビナーの中から、自社のウェビナーに興味を持ってもらえるようなタイトル付けを目指しましょう。

記事監修者

記事監修

津曲雄也マーケター・ウェブ解析士

マーケティング支援ツールのコンサルティングセールスとして導入支援をおこなう傍ら、自身もオンライン商談を月に50回以上実施。その知見を活かし自身が出演するYouTubeチャンネルでも動画を数多く公開。